頭から離れない......

人間は、深く傷ついたり、ショックを受けたりすると......そして、同時にいろいろな状況が重なると.....もう、どうしようもなく、でも、自然に「生」をあきらめてしまうものなのか。

今年の初めに高齢の母を失って.....「死」ということは、「無」だ.....静寂しかない....とひしひしと体にしみこむように感じている。

そして、後期高齢者の仲間入りをした自分も......そう遠くないうちに.........。

そう考えると........昼は「今日一日を大切に生きよう」と思うけれど、夕方になると「なんとなくゴールの見え隠れする自分の残りの人生は、今夜で......」なんてこともありうる.......と思ってしまう。実際に、起こりうることだ。

昨夜も、寝室に入ると、大切なものを忘れたことに気づき......リビングに戻ったりした。

残された人が少しでも整理整頓や後始末がスムーズにいくようにと.....常に考えている自分がいる、最近は。

でもでも、自ら「生」をあきらめた人は、きっと、誰も、どんな力でも止められないのだろう。ね。

世の中には、「もう一日だけでも生きたい」という人もいる。

皮肉だね......、悲しいね、...........

でも、私は、母が迎えに来るまでは頑張ろうかな........