雪かき

今日は、日中、お日様が出て、少し気温も上がりました。

いくらか凍り付いた雪が柔らかくなって.....少し解けました。

まず、自分の庭の雪をかきだし、そばの側溝へと運び捨て......

我が家の急こう配の屋根に乗っていた雪もほとんど滑り落ちました。

調子に乗って、ご近所の一人暮らしの女性の家を訪ねました。

「どう、元気ですか.....」なんて声をかけて、玄関周りの雪を少し払ってあげました。

もう一人の高齢者の家も訪ねると......ちょうど、雪かきをしようと玄関に出てきたところでした。グリーンの長靴を履いて......声高に笑って「あらっ、いいところに来た!」と。

またもや、玄関のところに、屋根から落ちた雪がこんもり山になって.......そこをスノーダンプで雪を運んで.......痛む腰は、痛くないふりをして......少し、ふらふらしながらも

何とか片づけることができました。

お手伝いをさせてもらった高齢者には、とても感謝されて.....私も、いい気分になって戻りました。

もう一軒の一人暮らしの家では、もうパワーがなくなって、そのまま戻りました。

自分が、地区の係になってみて初めて気づくのだけれど、それぞれの高齢者の家の周りにはご近所さんがいますが、なかなか、お互いに助け合うことは少ない様子.....です。

こうやって見ると、普段のお付き合いが助け合いのもとになるのかなあと思います。

家と家との物理的な距離ではなく、心の距離が問題です。

いくらお隣でも、近くに住んでいても........普段、言葉を交わしていないと、心の距離が縮まらない。お隣の高齢者を助けてあげようなんていう「心の余裕」なんて出てこないんですね。

ひとり暮らしでも、時折訪ねてくる肉親が、ご近所に挨拶でもするようなら、また、付き合い方が違ってくるのでしょうが.......。そこが、なかなかうまく行かない。

分かるかな、私が書いている意味が......。

今は、お年寄りも長生きする時代.......そのためには、お隣近所とに付き合いも大事です、とても。そう思った、気が付いた「雪かきの日」でした。