超高齢になるということは......

お隣の96才になるおばあちゃんが遊びに来ました。

 

「私は、なんでこんな高齢になるまで生きているんだろう。もう、姉妹もみんないなくなったし、ご近所の友達も、本当に少なくなった......」と何度も話しました。

 

すごく、よく、その気持ちがわかります。私も母を送って2年がたちました。母も96才でした。

 

おばあちゃんには、一緒にデイサービスに行くお友達が、まだいて.......週二回のその日をとても楽しみにしているようです。

 

でも、お友達も同様にお連れ合いを亡くされ、子供たちとも事情があって別居し.......結局、農家の大きな家に一人暮らし。

 

久しぶりに、二階へ上がっていこうとしたところ、階段に、あの「長いもの」が、どこから入ったのか、伸びていたそうです。

 

農家は、どこからでも、野生動物が侵入できる........鴨居を伝い歩きしている「長いもの」の話は、よく聞く話です........でも、驚き、気味が悪くなりました。

 

私も、超高齢になったら、家の隅々をお掃除することもなくなるだろうし.......そうなったら、こんなことにもなるのだろうか。

 

だからこそ、早く、家の不必要なものを処分して.......何でもすぐに見え、わかるようにしておきたいものだと、改めて思いました。

 

いくら高齢で、健康に生きられても.......今のようにはいかないだろうから、真剣に考えなくてはいけない。

 

超高齢のおばあちゃんに、彼女の年齢だからこそわかる気持ちを聞いてよかった。

 

足は歩くときにふらつくけれど、気持ちはしっかりしているおばあちゃんです。

 

おばあちゃんは言っていました.......「今の時代は、テレビもあるし、デイサービスもあるし......だから、長生きもできるんだね、楽しみもあるからね」と。

 

私も、今のうちに、好きなことをしっかりと身に着けたり、楽しみを見つけておかなくては.........そう思いました。

 

涼しい、秋風が吹き始めて.......ベランダに腰掛け、おばあちゃんと、こんな話をしました。

 

すごく寒くなりました。(W)