年を取らないとね、わからないよね.....

お正月に、コロナで帰省できない娘に何か買って送ろうと思ってスーパーへ。

スーパーは新年のご馳走が沢山並んでいて.......いつもの年末風景です。

色々買い物はして......送る荷物の中に、イチゴも入れようか......ずいぶんと、にらめっこして.....最後は、買うのをやめました。

値段が高くて、量も少なくて........それに、もらったらうれしいと思うのは推測できるが、これぐらいは自分でも買えるんじゃないか........頭の中は、色々考えすぎて.......しまいには、なぜか泣きたくなって.......この心境わかるかな.......

スーパーの中を回っていると、一人の「おじいちゃん」が、品物に目をくっつくぐらい

に近づけて見ている........「何か、お困りですか」というと、「大丈夫」と言う。

でも確かに、よく見えないのか.......じっと商品の説明文を見つめている様子。

私が、「年を取らないと、わからないことがいっぱいあるね」と言うと.......パッと頭を持ち上げて、「そうだよね!次は(お手伝いを)おねがいするからね。ありがとう」と笑顔で応えてくれました。

私も笑顔で返して.......

それにしても、日中のスーパーは、高齢者らしき人、ご夫婦が多い。

私も、間もなく、目が見えにくくなる時が来るんだろうな.......そしたら、誰か、声をかけてくれるだろうか。

私は、困っている高齢者がいたら、何の躊躇もなく声をかける......いつも、そうしている。