今日、思ったこと

今日は、ご近所の90歳を超えるご高齢の方を訪ねました。

よくお話をする方です。

彼女の家にはお風呂はあるけれど、故障して入れません。

週二回,デイサービスに出かけたときに、施設で入浴するとのこと。

でも先日は、体調が悪く、デイサービスを休んでしまい、お風呂にも入れていない様子。

洋服の肩にはたくさんの髪の毛がついていて.......頭もかゆいということ........

よく私たちは、「お風呂に入らなくても死にはしない」なんて強がりを言ったりします。

が、今の自分に置き換えたら、とても我慢ができません。きっと。

彼女は、一人暮らしです。

しかし、ご親戚は、たくさんいて.......月に何度か、家の様子を見に訪れている様子。

彼女は、孫の話をしてうれしそうな顔をします。今年も、お年玉ももらったとよろこんでいました。

しかし、なんとか、彼女がもう少し快適に暮らせるように、家の補修をしたりはできないものか。

赤の他人の私が口をはさむことは.......やはり、できない。

高齢になると、こうも我慢を強いられるものなのか........自分たちは、一日たりともお風呂を欠かすことがなくても........こうやって年老いた人が風呂にも入れない状態をよしとできるものなのか。

私は、現代版「楢山節考」のようなものを感じます。

まるで、.......するのを待っているかのように見えてならないのです。

悲しいです。